またまた久々に更新です。今回はここ数年ブダペスト市内にゲリラ的に出現している小さな銅像たちを紹介したいと思います。


なんでも2016年頃からこんな感じの15センチ前後のミニ像が街中で見られるようになったそうで。突然何の前ぶりもなしに出現するのでゲリラ銅像と呼ばれているようですが、いずれも同じ作家によって作られている作品です。

作者はウクライナ出身のMihajlo Kolodko氏。母親の家系にハンガリー人がいるのだとか。最初はウクライナのウージュホロドから始まり、その後ブダペストに設置し始めました。自身のHP(http://kolodkoart.com/)やFB(https://www.facebook.com/Kolodko-Art-948556461944435/)でも作品を掲載しています。

以下、ブダペストで見かけたミニ像たちです。

ブダ側:

国会議事堂を眺める虫


場所:地下鉄M2のBatthyány tér駅から鎖橋方面へ徒歩3分程 (art’otel budapest(Bem rkp. 16-19)の前あたり)


テレビアニメ『A nagy ho-ho-horgász』に出てくる魚釣りの用の虫(Főkukac)です。ミニ像の方が本物より可愛いかも。ウクライナの川岸にもいるらしい。


この近くに戦車の像もあったようですが、工事のためか撤去されていました(2018年11月末現在)。

広場を眺めるヤギ


場所:2区Széll Kálmán térの階段下。


テレビアニメ『Mekk Elek, az ezermester』の主人公ヤギ(Mekk Elek)です。何にでも精通していると豪語していろんな仕事を請け負うも実は何もできずかえって依頼者(他の動物)に迷惑をかけるキャラクター。改築に際しいろんな問題が噴出した同広場にこのキャラクターを置いたのは作者の皮肉かも?

ちなみに一度撤去されたらしく、今のは2代目Mekkだそうです。

くさり橋を眺めるウサギ


場所:王宮ケーブルカーの駅右横あたり

作家の方だんだんと大胆になってきたのかこんな観光スポットにも設置し始めました。しかも妙に場所に馴染んでいて誰も気にかけてなかったです…。


テレビアニメ『A kockásfülű nyúl』の主人公のウサギです。いつも高いところから望遠鏡でのぞいて何か事件があると現場に飛んでいきます。

ペスト側:

刑事コロンボの近くで横たわるリス


場所:5区Falk Miksa u.刑事コロンボ像の裏 電気系統のボックス前

片手にピストルを持って死んでいるリスの像。イタリアの芸術家マウリツィオ・カテランの作品『Bidibidobidiboo』を元に作られた作品だそうで、情報によると作者のメッセージとしては『芸術作品は永遠に残るが、人生は短い』というもののようです。なぜリスは死んだのか、自殺なのか他殺なのか…きっとコロンボが解決してくれるでしょう^^

(ちなみに刑事コロンボを演じたピーター・フォークの祖父がこの通りの名前にもなっているハンガリーの作家、政治家Falk Miksaだと言われているとかでこの像が建っているらしいです。)

広場に佇むカエル


場所:5区自由広場(中央のカフェ向かい)

マペット・ショーのカエル(カーミット?)らしいです。ウクライナに第一号がいるそうな(しかもその地域ではカエルを食べるのだとか)。ん~、なぜに自由広場にカエルなのかは不明です。


以上、5匹の動物たちを紹介しました。公式に許可を得て設置された作品たちではないため、撤去される可能性もありますが、ブダペスト散策時に探して見てはどうでしょう?

(寒い中、地下鉄M2と徒歩でこの子ら探し回りました。見つけたときは妙な達成感が…^^)